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2007年09月26日 (水) 20:52 * 編集
衣服は、衣食住という生活必需品の一つではあるが、ファッションというエンターテイメントでもあることを再認識した。
しかも、専門学校生というアマチュアであっても、演出次第で十分なクオリティを持つという、敷居の低さもある。 誰もが関心を持ちやすい対象である。 「食」や「住」では、機能面・技術面の制約が高く、ファッションのような限りなく純粋なエンタテイメントにはなりにくい。 一気に多くの人を感動させる「見せ物」にはなりにくいのである。 アパレルの分野では、ファッションショーに出てくるような「見せる」ための衣服に対して、日常で着られる服として「リアルクローズ」という言葉がある。 裏を返せば、リアルじゃない服もあるということで、それがエンターテイメントの領域に踏み込んでいることを意味している。 「リアル食品」「リアル住宅」という言葉は当たり前すぎて、今のところカテゴリーにはならない。 生活必需品にして、純粋なエンターテイメントにもなるという点で、衣服ビジネスの可能性は広い。 衣服の産業は、半導体のような技術的イノベーションが起きないので、産業のレベルとしては軽く見られている節がある。 しかし、ビジネスモデルとしては経済界注目の的である。 ユニクロに代表されるSPA業態(製造小売)は、ビジネスモデルの研究対象である。 神戸のワールドは、卸業態からSPA業態にダイナミックに転換したことで有名である。オゾック、アンタイトルなどがその代表格。 福島県いわき市に本拠を置くハニーズという10代〜20代向けの企業では、1週間サイクルの製品開発を行い、「今売れているものを作ってすぐに売る」というビジネスシステムで全国に500店舗を展開している。 いずれも、企画・製造・販売を一貫して行い、市場情報と人間のアイデアと物理的な製造・物流を連結させるノウハウが鍵である。 食品の分野にこのような考え方が適用できるか、というのが小生目下の関心事の一つ。 アパレル産業、今後もますます注目の的である。 (S)
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